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2010年12月ワンダ♂誕生☆小さな家族が少しだけ大きくなりました。
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夢は広がるサムのたまご、トトのこと。
お風呂に入りながらふと名案が浮かんだ。
「サムのお母さんに雌鶏を一羽貸してもらってベランダで飼ったらどうだろう!」
(ひろちゃーん、やめなさーいとブログを見た母から電話が入りそう。。)

餌にこだわっておいしいたまごを産んでもらうのだ。
ベランダにコッコ(雌鶏といったらコッコで決まり)がいて、ふとサロンにいるわたしと目が合ったら素敵だなあ~。
お庭がないから犬はだめだとしても、オウムを飼いたい。でもいつまでロンドンにいるか分からないし…。
と思うと、コッコはロンドンを去るときにはサムのお母さんに引き取ってもらえばいいので魅力的。
コッコがトトみたいに懐いたら…。妄想は膨らむ、膨らむ。。

昔は犬派で鳥などの小動物を飼う人をケケッ!と思っていたのだけど、高校のときに「いかにオカメインコは懐いて可愛いか」を友達に熱弁されて飼ったのがトト。雛から育てたからすごく懐いてくれて「鳥って空飛ぶ犬のようねえ」とメロメロだった。
家にいるときは部屋で放してして、学生のときは勉強するわたしのボールペン先にくちばしでしがみついて振り回されるのに恍惚と(ってトトが)していたり、就職してからは家で仕事をしているとノートパソコンのキーボード部分を半分以上ほいほいはがしちゃったり。
いたずら好きでかわいい思い出がいっぱい。。

トトが死んでしまったときも…。

フランスに来てから2年目ぐらいだったと思う。
トトが急に死んでしまったことは、会社のお昼過ぎに母と電話で話していて知った。
「事故だし仕方がないよね~」とかなり冷静を装って対応していたものの、電話を切った瞬間不覚にもワッと泣き出してしまった。

会社ではむしろ同僚の愚痴を聞いたり慰めたりする方なので、同じ部署の人が心配してあっという間に集まってきた。
衝動的なものだったので落ち着くのも早く冷静なってくると、なんだかみんな涙目。
人一倍優しい秘書のマリー・フランスは涙をぬぐっている。

みんなペット好きなのねえ…と思いつつも、それにしてもなんだか激しすぎる??
と思っていると、これまた感情の起伏の激しい上司のドミニックが真っ赤な目で、いつも一緒に通勤している同僚に「今日はもうヒロコと一緒に帰れ」。
なんかおかしい!!!

そう、ワッと泣き出して「mon petit oiseau, toto, est…わたしの大好きな鳥のトトが…」と言った最初の部分があまり聞こえていなかったようで、いつのまにか死んでしまったのは「長年一緒に暮らしたわたしの大好きなおじさん(=tonton。これが死語?でなかなか気づかなかった…)」という大きな誤解が。

コーヒー飲みながらみんなでブリジット・バルドーをジョークにしていたし、わたしもトトを飼う前は鳥なんてケケッ!って思ってたし…、今更言えない!
そのまま過大に同情されつつ、その日はシャルルと一緒にさっさと早退した。

とにかくトトとの思い出は濃厚なので、コッコが来たらと夢は膨らむ。
ただ疑問点は、鶏は記憶力が悪いって聞くけど、コミュニケーションはどのぐらい?
同じ鳥なんだから懐いてくれても良さそうだけど、鶏は3歩あるいたら忘れるっていうのは本当なのだろうか。

「旅行の度に僕がコッコを電車で会社まで運ぶんだねぇ」とこれまた何やら妄想してにんまりしているJMに鶏の知能について聞いてみると、「鶏って鳥だっけ?」というびっくり発言が!
以前JM父が「イルカは魚だよ」と言い切ったときもびっくりだったけど、フランス人って歩く知恵蔵とばかりにウンチク披露が大好きなのに、たまにこういう驚愕の発言をしちゃうのが笑える。
by hirochotto | 2009-02-28 22:58 | France 生活
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沈没期間中に「本もTVも見れないんだよね」と分かってくれる人がいると「そうなのよ~」と嬉しかったのだけど、思考能力ゼロ、この間の記憶とても薄いです…。そんな中、何度も読み返していたのが『僕とポーク』。ネットで一日一ページ読む感覚で、ちまちまちまちま絵を眺めていました。ほしよりこさんの漫画に登場する大人っぽい子供、子供っぽい大人たち、最高です。
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