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2010年12月ワンダ♂誕生☆小さな家族が少しだけ大きくなりました。
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異国情緒を求めて、
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パリのモスク Mosquée de Paris にディナーを食べに行きました。
まるでモロッコにいるよう。
しかも値段もうれしいモロッコ価格!とまではいかないけれど、お手頃価格です。

ここはクスクスがおいしいと聞くのだけど、クスクスっておいしくないものは見分けがついても小麦がきめ細かくておいしいとか全然分からない…。なので食べたのは大好物のタジン。野菜たっぷり、プルーンとアーモンドと一緒に煮込まれたお肉がとてもおいしく、久しぶりにお肉をがっつり食べました。

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横にある植物園も大好きなので、ここは出没頻度の高い場所。外がテラスになっているのでちょこっとミントティーを飲みに寄るのだけど、天気がいい日はいつもすごい人。
座ってるとウェーターがグラスにそそいだミントティーを出してくれて、その場で2€を払う。
この気軽さがよくてついついお代りをしてしまう。がっぽり稼いでいるんだろうなあ~。

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これは別の日に久しぶりにモスクを見学した時の写真。母に庭園の写真を携帯から送ったら、「そこ、ひろちゃんが留学していた時に一緒に行った場所よね?」と。すっかり忘れていたけれど、パリ観光名所を外してこういう自分の趣味に走った場所ばかり両親を連れていったことを思い出した。。

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フランスに興味があってフランス語を習った訳ではないのでたまに(というかよく愚痴愚痴言っているよねぇ、わたし…)なんでフランスに住んでいるんだろう?!と思うけれど、パリの好きな所はこうして普段の生活に異文化が溶け込んでいること。ヨーロッパなのでやはり昔からの階級差別はあっても、人種間の隔たりは(パン屋を怒鳴りつけたこともあるし、もちろんあるけれどもそれでも)薄いように思える。外国人であるという部外者的立場で階級差別もかわしやすいし。

ロンドンに住んでいた時に近所のお気に入りのカフェがバングラデシュ人街で有名なブリックレーンから一本入った所だったのに、お客はおしゃれ系の白人ばかりなのが気になってしょうがなかった。コーヒーの値段もコーラーの値段も高い訳ではないのに、地元のバングラデシュ人はおしゃれカフェには来ないのだ。まるで見えない線が引かれているかのように。

フランスでも肌の色による就職時の差別などよくニュースになるけれど、例えば中華街のおしゃれイタリアンカフェに中国人が入らないとは想像つかない。植民地政策が違ったように、イギリスとフランスの移民政策は随分違う。イギリスの方が宗教など外国人の特権が保護されているけど、各コミュニティーが混ざりあうことは求められていないように思える。どっちも一長一短だろうけど、住みなれたフランス式が楽かなあ。

いつもはロンドンびいきなのに、たまにはパリもいいとこあり?
by hirochotto | 2010-04-28 23:23 | France 生活
<< 徐々に復活中。 ロンドンからパリに車を運ぶ。 >>



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沈没期間中に「本もTVも見れないんだよね」と分かってくれる人がいると「そうなのよ~」と嬉しかったのだけど、思考能力ゼロ、この間の記憶とても薄いです…。そんな中、何度も読み返していたのが『僕とポーク』。ネットで一日一ページ読む感覚で、ちまちまちまちま絵を眺めていました。ほしよりこさんの漫画に登場する大人っぽい子供、子供っぽい大人たち、最高です。
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