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2010年12月ワンダ♂誕生☆小さな家族が少しだけ大きくなりました。
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夫へのおめでた報告、うちの場合。
写真を整理していたら思い出したので、かれこれもう一年近く前の話を。

JMへのおめでた報告をしたのはこのとき、このモスクのレストランでした。
仕事だなんだと踏ん切りがつかず結婚してすぐ子供が欲しかったJMを長いこと待たせてしまっていたので、妊娠報告は思い出に残るサプライズにしようと前から決めていました。


数日前から「赤ちゃんってそうそうすぐは難しいよね、きっと。今年中に授かったら嬉しいよね」と陽動作戦開始。高級レストランではいかにもなので、気づかれないようにとモスクを予約。内心にやにやしながら「天気がいいから今晩外で食べない?」とさらっと仕事中のJMと約束をつけ、プレゼントを準備した。

当時ボールペンを欲しがっていたので、インク入れに使っていた万年筆の箱(彼からのプレゼントだけど忘れていること間違いなし)を使うことに。中に新生児用のベビーミトンを入れて、綺麗に包装していざレストランへ。

夫へのおめでた報告、うちの場合。_e0155459_19281487.jpg


アペリティフに微妙に口をつけながら「シャンゼリゼを歩いていて偶然通りかかったからね」と嘘を固めつつ、「これちょっとしたプレゼント。長いこと欲しがっていたでしょう?」と油断したら爆笑しそうになる自分を抑えて用意した箱を差出した。

プレゼントの形&シャンゼリゼからピーンときたJM(いや、だまされてるんだって!)は、「えぇ~~、誕生日でもないのにダメだよ、こんな高いもの!」とうれしそう。

箱を開けてJM感激。。二人で感激しながらタジンを食べる。。というシナリオだったのに、

この先が長かった・・・。



ボールペンがそんなに嬉しかったのか「ダメだよ~」を連発。
なかなかプレゼントをあけてくれない。。

「早く開けてよ」「えぇ~~、ダメだよ~」・・・

「早くぅ…」。。イライラ。。


この状況が数分続き・・・、

待っても待っても開けてくれず・・・、

自分で仕掛けたサプライズの意外なまでの成功に、ホルモンの不安定なわたしはイライラを超えて悲しくなる始末。。

「もう、じゃあわたしが開けるから!」と奪おうとするとやっと箱を開けてくれました。


そして、

「・・・。」


むむっ、ベビーミトンは新米パパにはレベルが高すぎたか。。ここで大感激のはずなのに!!


ペンと形も似てるんだし検査薬を入れておけばよかったよと内心後悔しながらミトンを手にとっていじくり回すJMを暫く見守っていたけれど、永遠に待ってもひらめきそうにないので、結局わたしが「べべだよ・・・!」と。。

思い出すだけでも疲れるほど長かった。。

と、まあ思っていたようには運ばなかったものの、忘れられないディナーとなりました。
派手に喜ぶのではなく、はにかみながら嬉しすぎてうまく感情を表現できないと何回も言っていたのがとてもいい思い出。
by hirochotto | 2011-04-01 12:24 | France 生活
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沈没期間中に「本もTVも見れないんだよね」と分かってくれる人がいると「そうなのよ~」と嬉しかったのだけど、思考能力ゼロ、この間の記憶とても薄いです…。そんな中、何度も読み返していたのが『僕とポーク』。ネットで一日一ページ読む感覚で、ちまちまちまちま絵を眺めていました。ほしよりこさんの漫画に登場する大人っぽい子供、子供っぽい大人たち、最高です。
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