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最近母に頼まれて古い鍵の専門書を訳している。
全然進まないの!と泣き言を聞かされた友達も多いことと思う。 「その鍵の知識もさ、いつか人生に役立つ時があるよ」と励まされがんばっています(でもいつ?!!)が、なぜこんなにタラタラと進まないかといういい具体例があったので一つ。 今朝も出かける準備をしながら訳していたら、今までブロンズ製 en bronze と表記されていたのが « en bronze fondu »に切り替わっていることに気づいた。fonduは溶かしたという意味。 ん?、これは何やら特殊な技法? と思ってそれからネットをチェックして、蝋型を使った方法だとか双型を使った方法だとかブロンズ鋳造法の極意を学んだ。 が、ぴったりくる内容のものはない…。 ここで気づいた人はいるでしょうか? わたしは何も気づかず引き続きフランス語サイトやら英語サイトやらを読みまくったんだけど、まだ分からない。 そこでピーン!と閃いたのがフェイスブック~!(今しがたのことなのでちょっとハイ…) Mixiよりアクセスしていない懐かしのFacebookでフランス人の友達に聞いてみれば早いと思ったのです。誰か一人ぐらい分かるだろうと。そして、 「en bronzeとen bronze fonduの違いって何か教えて。と言ってもガロ‐ロマン時代(とはフランス人の祖先的ガリア人がローマに征服されていた頃)のことだから、そこまで精巧な技法はなかったと思うんだけど…」 と書いていて気づいたんですね。。そうよ、これは大昔のことなのよと。 もしやそれまでは青銅を鋳型に流し込むことなく、手で削っていたとか?と。 疲れた…。 古いものといえかなり凝ったものだったので、まさか手で削っていたとは思わなかったわたしのミス。。ブロンズは型にとって使うものと思っていたし。。(だって青銅器といったら銅鐸じゃない?あのカパッと型から出てきました的姿にだまされた…) そしてそれをまた確認する為に、青銅の歴史を読みまくりました。。 今朝学んだブロンズ鋳造法が披露できる機会がこの人生であるのだろうか。 そしてもう出かける時間です。今朝は何もはかどらなかったけど、いってきまーす。 こうして書くとどんなにレベルが低いんだ?!と思われそうだけど、専門外は難しい…。
by hirochotto
| 2010-04-14 12:00
| France 生活
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沈没期間中に「本もTVも見れないんだよね」と分かってくれる人がいると「そうなのよ~」と嬉しかったのだけど、思考能力ゼロ、この間の記憶とても薄いです…。そんな中、何度も読み返していたのが『僕とポーク』。ネットで一日一ページ読む感覚で、ちまちまちまちま絵を眺めていました。ほしよりこさんの漫画に登場する大人っぽい子供、子供っぽい大人たち、最高です。
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